皆さんこんにちは。草加の歯医者草加いすず歯科です。

皆さんよく被せ物をするときにセラミックはどうですかと聞かれた経験はあると思います。

セラミックってなんだろう？なにがいんだろう？こんな疑問に本日はお答えしたいと思います。

セラミックは皆さんの身近なもので例えると陶器のお皿や洗面台をイメージしてもらえるとわりかりやすいです。水回りのものは劣化を防ぐ為にセラミックを使うことが多いんです。

お口の中も常に唾液などで水分に満たされてるいるためセラミックの被せ物は劣化しない、汚れが付かないというメリットがあります。また保険診療で使われる白い材質はプラスチックに近い材質のため長期的には劣化してしまい変色したり色調の再現に制限があるのが特徴です。

セラミックの色調再現度は非常に高くきれいな歯の色を作り上げ汚れが尽きずらく劣化しないという点が優れているんです。

セラミックの被せ物にもいくつか種類があります。

①オールセラミック（すべてをセラミックで作っている）

色の再現度が非常に高くきれいな反面強度は少し弱く中の土台の歯が金属の場合は透けてしまうため使用できません。

②メタルセラミック（金属のフレームにセラミックを焼き付けたもの）

金属によって中の色を遮蔽するので金属の土台やブリッジなどで強度を必要とするときに最適ですが金属のフレームを隠すため色調の再現度は少し劣るのと歯茎がさがってくると縁に金属のフレームが見えるリスクがあります。

③ジルコニアセラミック（ジルコニアと言われる白いフレームにセラミックを焼き付けたもの）

ジルコニアは非常に強度が強く金属とほぼ変わらないのにもかかわらず白い材質なためオールセラミックが使えない部位でより色調の再現度を高めたいときに使えます。

デメリットは価格が他に比べ高価なことが多い部分です。

状態と予算でどの材質がいいかご相談に乗りますので是非ご相談ください。