スポーツ飲料と虫歯リスク
こんにちは。
草加いすず歯科です(^^
8月に入りいよいよ夏本番ですね。皆さん熱中症対策はきちんとされていますか?
今回は夏に出番が増える ”スポーツ飲料と虫歯リスク” について書きたいと思います!
スポーツ飲料の糖分はどのくらい?
まずスポーツ飲料にどのくらいの砂糖が含まれているか皆さんご存知でしょうか?
実はスポーツ飲料500mlには、なんと角砂糖9個分の糖分が含まれているといわれています!
糖がたくさん入っているものをたくさん飲んでいると、必然的に虫歯のリスクが上がってしまいます。
スポーツ飲料の酸性度は?
またスポーツ飲料は酸性度の高い飲み物です。
普段のお口の中はpH7=中性ですが、それに対してスポーツ飲料はおよそpH4!一般的に歯のエナメル質が溶け始めるpH5.4以下を大きく下回っていきます。
そのため酸性度の強い飲み物をダラダラ飲み続けると、唾液による修復が間に合わず知覚過敏や虫歯のリスクが非常に上がってしまいます。
虫歯をつくりにくくするポイントとは?
でも暑いこの季節、運動した後など熱中症対策としてスポーツ飲料が飲みたくなりますよね(-.-)
そんなときは、スポーツ飲料を飲んでも虫歯になりにくい口腔環境をつくることが大切です!
エナメル質が溶けだすのには少し時間がかかります。そのため酸性が強いからと言って、すぐにエナメル質が溶けてしまうわけではありません。そのためスポーツ飲料を飲んだ後に、お水やお茶を飲んだり、うがいをすることが効果的になります。うがいをすることで、お口の中の酸を洗い流しましょう。
またキシリトールのタブレットやガムを摂取することもお勧めです!(キシリトールは100%配合のものがおススメです)
キシリトールにはお口の中を中性に整える作用があり、虫歯を防ぐ効果があります!
そのほかにも糖分の低い、経口補水液を摂取するなど、上手に熱中症対策と虫歯対策を取り入れ、夏を乗り越えていきましょう!(^^)/