歯周病が全身に及ぼす影響
こんにちは、草加いすず歯科クリニックです
今日は歯周病が引き起こす影響について
いくつか分けてお話ししたいと思います!
歯周病と聞くとお口の中だけの問題と
思われがちですが、歯周病はとても怖い病気で
お口の骨を溶かすだけではなく
全身に影響を及ぼしてしまいます。
心臓・脳血管
歯周病原因菌などの刺激により動脈硬化を誘導する物質が出て
血管内にプラークが出来、血液の通り道は細くなります。
プラークが剥がれて血の塊が出来ると、その場で血管が詰まったり
血管の細いところで詰まり、心筋梗塞などの原因になることもあります。
そして、頸動脈からプラークや血の塊が飛んできて
血管を塞ぎ脳梗塞の原因にもなりやすくなります。
歯周病の人はそうでない人の2.8倍脳梗塞になり易いと言われています。
血圧、コレステロール、中性脂肪が高めの方は、
脈疾患予防のためにも歯周病の予防や治療は、より重要となります。
誤嚥性肺炎
誤嚥性肺炎とは、食べ物や異物を誤って気管や肺に飲み込んでしまうことで発症する肺炎です。
お年寄りの方に多く発症する病気ですが
誤嚥性肺炎の原因となる細菌の多くは、歯周病菌であると言われており、
誤嚥性肺炎の予防には歯周病のコントロールが重要になります!
歯周病の治療は他の病気の予防にも
大きく関わっています、次のブログでは
他の病気についてお話し指定と思います!
草加いすず歯科クリニック