冷たいものがしみる!虫歯?知覚過敏?
こんにちは、草加いすず歯科クリニックです
もうすぐ7月も終わりで
夏本番になりましたね
暑い日が続いてアイスなどの冷たいものを
食べる機会が増えてきました
冷たいものを食べると歯が染みる!
と感じた方も少なくないと思います
冷たいもので歯が染みる大きな原因は
2つあり
①虫歯
②知覚過敏
歯の痛みを起こす一番の原因は皆さんもご存知の通り
虫歯ですよね?
虫歯なら何もなくてもズキズキ痛むのでは?と
思う方もいらっしゃると思いますが、
虫歯は進行の具合によって
「冷たいもの・甘いものがしみる」という時期があります!
C1 エナメル質の虫歯
歯の表面―エナメル質にわずかに虫歯ができた状態で、痛みはまったくありません。
C2 象牙質の虫歯
虫歯が象牙質に及んだ状態で、冷たいもの・甘いものがしみることがあります。
何もしていないときには、痛みません。つまり、虫歯が原因で冷たいものがしみる場合、この段階である確率が高いです。
C3 歯髄の仮性露出
とうとう象牙質を突破され、歯髄(神経)が虫歯菌に感染した状態です。
歯髄炎という炎症を起こしているため、何もなくてもズキズキと痛みます。
このように、外部からの刺激がなくても痛むことを「自発痛」と呼びます。
この段階になると「抜髄」といって神経を抜く処置が必要になることが多いです。
抜髄した歯は10年ほど寿命が縮むと言われているので、なるべくなら、この段階に至る前に治療をおこなうべきです。
C4 残根
歯髄炎の果てに歯髄が死んでしまい、すでに痛みを感じることもなくなった状態です。
歯を救うことは難しく、多くは抜歯になります。
虫歯が見当たらないのに冷たいものがしみるときは
知覚過敏の疑いがあります。
知覚過敏の症状は、外部からの刺激や冷たいもの・甘いものに対して
「短くて鋭い痛み」が特徴になります。
このように冷たいものがしみる歯は虫歯か知覚過敏の疑いがありますので
早めに適切な処置が必要になります。
お食事のたびにしみるのもつらいですよね?
早めに歯科医院で治療してもらうようにしましょう
草加いすず歯科クリニック